講演会講師・酒井とし夫の弱者が生き残り強者に勝つ１３の法則｜

2021.06.15
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講演会講師・酒井とし夫の弱者が生き残り強者に勝つ１３の法則｜

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ランチェスター法則をSNS活用に応用して成果をあげる！

激動の時代に中小個人企業が生き残るためにはどのような点に注意をすべきか？ランチェスター戦略の弱者の戦略から考える競争条件が不利な会社やお店の経営の基本的な考え方は何か？小さな会社やお店は混乱の時代をどうやって生き抜けばよいのかが分かるようになりますのでご覧ください。

混乱の時期に大切なこと

社会状況、経済状況が混乱している時こそ大切なこと。

それは基本です。

日本の法人の８割を占める中小個人企業の例で言えば経営の基本戦略はランチェスター戦略の弱者の戦略になります。

今までも景気の最悪期からランチェスター戦略を活用、応用して復活した企業はたくさんあります。

そのランチェスター戦略の弱者の戦略として競争条件が不利な会社の戦い方の要点は次の１３項目になります。

1.強い会社と違ったやり方をする。これを差別化と呼ぶ。競争条件の異質化をはかる。

2.目標の決定は小規模1位主義、部分1位主義。

3.戦わずして勝つ、勝ちやすきに勝つことを考える。

4.その戦わずして勝つ対象は細分化で発見。

5.強みをより強くする。弱みは切り捨てる。

6.直接的な営業活動の重視。

7.接近戦の重視。エンドユーザーに近づく。エンドユーザーへの直販を考える。

8.近距離戦。近い所をより重視する。

9.境域戦。営業地域は狭くする。何事も範囲を狭くする。

10.集中主義。

11.革新の研究と工夫、創造性、研究熱心が必要。

12.軽装備。金をかけない。見栄をはらない。

13.長時間労働。社長と後継者が対象。

ランチェス03

これらの項目は日本のランチェスター経営指導の第一人者である竹田陽一先生制作のランチェスター・サクセスプログラム「経営計画の立て方」を参考にしています。

本格的にランチェスター経営戦略を学びたい方は竹田先生の教材で学ぶことをお勧めします。

１３項目の解説

では、それぞれを踏まえたうえで少し詳しく解説しましょう。

1.強い会社と違ったやり方をする、ですが経営が乏しい中小個人企業が攻撃力を上げるには「武器性能」を相手よりも高める必要がありますが経営における武器性能を高める具体的な方法は差別化になります。

他者と同じことを行うというのは同質化ですから差別化とは反対になります。

同質化すると性能ではなく数が多い方が有利になるので大企業が優勢になってしまいます。

そして、大きな地域、広い市場、幅広い客層、複数の商品で戦うのは強者の戦い方になります。

中小個人企業の経営の基本は小さなエリア、小さな市場、小さな範囲、特化した商品で勝って1位になることを目指します。

そのため最上の戦い方は自社の経営資源でナンバーワンになれる地域、客層、商品を見つけてそこに参入することです。

次策としては自社の経営資源で勝てる競合、地域、客層、商品を見つけてそこで戦うことになります。

これを実現するにはまず地域や客層、市場やニーズを細分化してみます。

そしてその中であなたが戦わず勝てる部分、自社でも勝てる部分を探すことになります。

また弱みを補強するのは強者の戦い方です。弱者は強みを徹底的に伸ばします。

そして、卸や代理店などを使って広い地域に、幅広い商品を届けるのは強者の戦いかたです。

反対に中小個人企業は卸や代理店を通さずに自らエンドユーザーに近づいて、狭い範囲で、直販するのが基本になります。

また、複数の目標を立てること、複数の行動を行うこと、経営資源を分散することは強者の戦い方です。

弱者は一つの目標を立てて、その目標を実現するための行動のみに集中します。

人・モノ・金・情報といった経営資源もそこに集中します。

それが実現できたら次の目標と行動に移ります。各個撃破主義と言います。

さらに弱者は改善ではなく、今までにない商品を生み出したり、新しい売り方を開発する改革的な思考と行動が必要です。

数パーセント程度の改良を目指すといったことではなく、大きな変化、革新を目指すということです。

そのために商品、業界、ニーズ、戦略、戦術のあらゆる分野への好奇心、研究熱心さ、経営能力を高める向上心が必要になります。

また、重厚長大は強者の戦い方。弱者は軽薄短小が基本。コストをかけずに、

大きな事務所や店舗を構えず、フットワークを軽く、良いと思うことはすぐに行動します。

最後に働き改革による労働時間の短縮が世の主流になっていますが、それは社員の話です。

起業家の最大の武器の一つは長時間働いても法律に触れないことです。

経営者やその家族がビジネスを軌道に乗せるには長時間労働は欠かせません。

社会状況、経済状況が混乱している時こそ大切なのは基本です。

今日は競争条件が不利な会社の戦い方の要点は次の１３項目を解説しましたがこの１３項目を自分の会社やお店に当てはめて、混沌期の今こそ半年後、一年後に向けて次の方向性を定めていきましょう。

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投稿者プロフィール

米国NLP協会認定ビジネスコーチ酒井とし夫: ■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。
■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる！販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。（「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている）
■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。
■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ＆コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。

米国NLP協会認定ビジネスコーチ酒井とし夫

■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。 ■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる！販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。（「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている） ■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。 ■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ＆コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。