今年のあなたの成功と失敗を大きく分ける”あること”とは?
新年あけましておめでとうございます。
本年も商売人、ビジネスマン、ビジネスウーマンの仕事や人生に役立つ記事をお届けします。
今日は「2020年を最高のパフォーマンスで過ごす方法」というお話。
今年は東京オリンピックが開催されますね。
少し想像してください。
あなたは陸上100m競技の選手。一次予選、二次予選を突破し、準決勝も通過しました。そしていよいよ決勝のスタートラインに立つ。スタートまであと3分。
あるいはあなたは路上ライブから人気に火がついたミュージシャン。なんと年末の紅白歌合戦で歌うことになった。いよいよ夢に見たステージで歌う2分前。
あるいは今年あなたは画期的な商品を開発した。これから会社の命運を左右する新商品発表会である。
マスコミ、金融機関、取引先を集めた大きな会場で商品についてプレゼンを行う1分前になった。
もし、その場にいるあなたは相当なプレッシャーがかかりますよね。
ここで“あること”を理解しているか、理解していないかが、今年のあなたの成功と失敗を大きく分けます。
その“あること”とは・・・。
今年最高のパフォーマンスを発揮するには?
心理学者のロバート・ヤーキーズとJ・D・ドットソンの実験から下記の図のようなストレスとパフォーマンスの関係が証明されています。

この図から読みとることができるのは次のこと。
A点=ストレスがある方がベストパフォーマンスを発揮しやすい。
B点=ある点を超えるとパフォーマンスは落ちる。
陸上00m競技の選手が一次予選、二次予選を突破し、準決勝も通過し、いよいよ決勝のスタートラインに立つ。スタートまであと3分。
この時のストレスレベルは尋常レベルではないはずです。だから、能力がA点に上がり最高のパフォーマンスが発揮されて世界記録がでやすい。
路上ライブからのし上がったアーチストがいよいよ夢に見た紅白のステージで歌う2分前。
この時のストレスレベルも高い。だから普段以上の能力が発揮できてA点に達するのでベストパフォーマンスとなる。
会社の命運を左右する新商品発表会を前にした経営者。関係者の前でプレゼンを行う1分前。
当然、ストレスレベルは高い。だからA点に達して神がかったスピーチで聞き手を魅了することができる。
つまり、人はプレッシャーがある方がベストパフォーマンスを発揮しやすい、のです。
プレッシャーは良くない、というのは正しくない。
ドキドキしたり、手に汗をかいたり、緊張感があってもまったく問題はない。
それらがあったほうがパフォーマンスは上がる。
パフォーマンスが上がる人と落ちる人の差はどこにある?
しかし、B点のようにパフォーマンスが落ちる人がいるのはなぜか?
これは、いわゆる「大舞台で能力を発揮できない人」「本番に弱い人」です。
では、A点とB点を分けるものは何か?
それは認知的不安。
認知的不安とは簡単に言うと
「失敗するんじゃないか・・・」
「やばい、緊張してきた・・・」
「ミスしたらどうしようか・・・」
という気持ちのこと。
ここ一番のシーンでドキドキしたり、手に汗をかいたり、膝が震えてもまったく問題はない。それらがあったほうがパフォーマンスは上がる。これは間違いない。
大事なことはそのことをマイナスにとらえないこと。
「ドキドキしてきた。失敗するんじゃないか・・・」
「汗が出てきた。やばい・・・」
「膝が震えてきた。ミスしたらどうしようか・・・」
ではなく
「心臓の鼓動が早くなってきた!これはいい記録がでるぞ」
「汗が出てきた。ラッキー!最高のコンディションになってきた」
「膝が震えている。よし!身体が臨戦態勢になってきた」
と認識するということ。
このメンタリティがA点とB点を分けます。
ぜひ、2020年はストレスやプレッシャーを感たら
「今日は最高のパフォーマンスが発揮できるぞ!」
と大いに喜んでください。
最高の記録を残す一年になりますよ。
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