なぜ小さな会社やお店は一点突破、専門特化した方が良いのか ?
絶好調!
年間講演依頼100本超えのビジネス心理学講師・酒井とし夫です。
今日は一点突破、専門特化のお話をしましょう。
今週火曜日に仙台で「東北未来塾 社長・管理職・リーダーのための経営戦略・マーケティングセミナー 第1回め」を開催しました。
▼酒井とし夫講演会
https://toshio.biz/lecture/
そのセミナーでもお話しましたが小さな会社やお店の目指すものは次のこと。
・一点突破
・専門特化
そして、そのセミナー会場で
「コレぞまさに一点突破商品だ!」
と感激する商品をプレゼントして頂きました。
プレゼントしてくださったのは秋田県大仙市の花王堂大曲葬儀社の遠藤元也代表。
(遠藤代表、ありがとうございます!)
その感激の一点突破商品は・・・のちほど紹介しますが、今までに出会った方の中にも下記のようなユニークな一点突破、専門特化を行っている方がいます。
▼左利き専門文房具
https://bit.ly/2IRO69b
▼名刺専門コンサルタント
http://shunkan-dentatsu.com/
▼ブルースリー専門ショップ
http://www.bruceleedvd.com/
▼伊東市専門家庭教師
https://uchiranohiroba.net/wp/
▼スモールビジネス専門教室
https://basaranet.com/
では、あなたはなぜ小さな会社やお店は一点突破、専門特化した方が良いのか、その理由が分かりますか?
社員やスタッフ、商品が優秀でも勝てない理由
なぜ小さな会社やお店は一点突破、専門特化した方が良いのか?
例えばあなたが小さなサッカークラブのオーナーだとしましょう。
話しをシンプルにするためにあなたのサッカークラブには選手が11人所属しているとします。
その選手は全員優秀です。
ある時、あなたは知人から次のような話を聞きます。
「今年の夏に各地で大きなサッカー大会が開催されるようだ。
大会で優勝するとそれぞれの地区ごとに賞金が100万円もらえるらしい。
お前のチームも参加したらどうだ?」
「むむむ!優勝すると100万円!
これはチャンス!」
とあなたは思います。
そして、こう考えました。
「A地区で優勝すれば100万円だな。さらにB地区でも優勝すると100万円。もしC地区でも優勝すると100万円・・・むふふ!」
しかし、大会は同じ期間に開催されるようです。
そこであなたは考えました。
「ウチの選手は優秀だし根性があるからきっとメンバーが少なくても勝てる!」
しかし・・・
経営資源を分散しては本気のライバルに勝てない
「ウチの選手は優秀だし根性があるからきっとメンバーが少なくても勝てる!」・・・そう思ったあなたはチーム内の選手のうち4人をA地区の試合に出場させることにしました。
そして、B地区の試合にも4人を参加させて、C地区に残った3人を参加させることにしました。
さて、結果はどうなったでしょうか?
当たり前ですがA地区、B地区、C地区ともに相手チームの選手は11人ですから、どの地区でも負けるはずです。
賞金はもらえません。移動経費、選手の食事代、参加費用等が持ち出しとなります。
これでは【まったく割に合わない】ですよね。
なぜ、選手は優秀なのに負けたのか?
↓
↓
資源を分散して使うから。
A地区、B地区、C地区の相手チームは11人の戦力をすべてその地域の試合に投入しています。
しかし、あなたは優秀な資源を分散して闘っています。
だから、勝てない。
勝てないから賞金が手に入らない。
簡単な話です。
でも、こんな簡単なことが商売になると分からなくなる人が多い。
小さな会社やお店は局所優勢で勝つ!
私は講演講師に特化しています。
なぜか?
それは私の持つ知識、能力、才能、金、情報、体力、気力という経営資源を一点集中させないと、他の本気のライバルに勝てないからです。
あなたは自分の手持ち資源を分散して本気のライバルに勝てますか?
よほど経営資源にめぐまれた会社やお店でない限り、資源を分散すると、本気の相手には勝てません。
経営資源の少ない小さな会社やお店は先のサッカークラブと逆のことをしなければならないのです。
他の競合が資源を分散している場所や分野を見つけて、そこに自分の持っているリソース(資源)を投入して優勢に立つのです。
これが【局所優勢】ということ。
そのためには専門特化で経営資源を一点に集中させる必要がある、ということです。
だから小さな会社やお店は一点集中で専門特化しなさい、と言われるのです。
さて、あなた経営資源は一点に集中しているでしょうか?分散していないでしょうか?
PS.
花王堂 大曲葬儀社の遠藤元也代表から頂いたのは下記のスプーンです。
このスプーンはカレーを食べるために作られた専門特化商品です。
カレーを口に入れてからスプーンを口から抜くまでの使い心地を考えて作られています。一般の商品とは異なり差別化ができているので付加価値が付いていますネ。
▼具体的な行動
小さな会社やお店は一点集中で専門特化 を目指そう。
→【 関連記事 】小さな会社がNo.1を目指すべき本当の理由
→【 関連セミナー 】ランチェスター経営戦略一点集中4時間セミナー
酒井とし夫の出版書籍
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投稿者プロフィール
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■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。
■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる!販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。(「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている)
■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。
■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。
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