この部屋の中にある赤色のものを5個探してください。
絶好調!累計講演依頼回数1,000本超えのビジネス心理学講師・酒井とし夫です。
明日は東北未来塾様で講演会。張り切って仙台に向かいます!
私は講演中に次のように言います。
「皆さん、この部屋の中にある赤色のものを5個探してください」

参加者が周りを見ながら赤い色のものを探し始めます。
「では皆さん、目を閉じてください・・・では部屋にあった緑色のものを思い出してください。何がありましたか?」
・・・と訊くと、多くの人が部屋にある緑色のものを思い出すことが出来ません。
しかし、先ほど赤色のものを探している時に必ず緑色のものも目に入っていたはずです。
見てはいるけれど情報として取り込んでいないのです。
これは脳の中に網様体賦活系と呼ばれるフィルターがあるからです。
私たちは朝から晩まで実に様々な情報に接しています。TV、新聞、ラジオ、雑誌、SNS、街並み、景色、看板、標識、会話、音楽、体温、気温、服の感触、食べ物、熱さ、冷たさ、風・・・これらをすべて1つ残らず情報として取り入れると脳がパンクしてしまいます。
そのため私たちはあらゆる情報の中で自分が重要だと認識しているものを主に取り入れています。
先の例で言えばすべての情報の中で赤色のものを優先的に取り入れていたわけです。
そのため仕事をする時も「失敗したらどうしようか」ということに意識が向きがちだと、網様体賦活系が「失敗したらどうなるか」という情報ばかりを取り入れ始めます。
すると「やはり失敗する可能性が高い」という判断を下してチャレンジすることを恐れるようになります。
チャレンジをしないのですから、いつまで経っても成功することはありません。
ここで網様体賦活系を良い方向へ活かす実践的で具体的なスキルとして大切なことをお話します。
それはプラスの言葉を使うということです。
いかなるときもマイナス、否定的な言葉は一切排除します。
できる!やれる!叶う!と口にして自分の脳を良い方向へ洗脳する必要があります。
この具体的な行動スタイルによって網様体賦活系が「できるための情報」をキャッチするようになります。
その結果、「できる!」とい判断をしやすくなり、行動につながりやすくなります。
行動して失敗しても「できる!」という情報を取り入れますから、それを克服していき、結局、たいていのことはできるようになります。
あなたにもデキる!



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