講師として駆け出しの頃の写真から分かること
絶好調!累計講演依頼回数1,000本超えのビジネス心理学講師・酒井とし夫です。
昨日は川口民主商工会様で講演会。2011年の講演会にもお招きを頂いていて9年ぶりのリピート講演会でした。
担当も当時と同じMさん。
ずっと覚えていてくださり、とてもありがたいことです。
M様はじめ川口民主商工会の皆様に感謝申し上げます。
9年前はまだ講師として駆け出しの頃でしたから、当時の講演写真を見てみると緊張した表情をしています。
そして、マイクの握り方が今とは違います。
写真を見ると明らかに今のマイクの握り方とは違います。
実はこのマイクの握り方は人前で話すときに緊張しない、アガらないために私が考案した!?握り方なのです。
いったいそれはどんな握り方なのかというと・・・
マイクを持つ手が震えないようにするには?
写真を良く見てもらうと分かりますが、駆け出しの講演家だった私はマイクの下の方を持っています。
そして握っているマイクの先が「アゴにくっついている」のが分かると思います。
人前で話す時に緊張するタイプの人はマイクを持つ手に力が入ってしまい、マイクを持つ手が震えることがあります。
マイクの下の方を持っているのは力を抜くため、そして握っているマイクの先が「アゴにくっついている」のはマイクの震えを防止するためなのです。
人は自分の行動や外部の情報を手がかりに、自分自身の感情を理解します。
そのため、自分の目の前で自分が握っているマイクが震えていると、人はその情報を手がかりに、「マイクが震えている。自分はアガっている」と理解してしまいます。
すると余計に緊張するのです。
そのため人前で話すことになれるまでは私はマイクの下の方を持って、マイクを軽くアゴにつけて震えないようにしていました。
もし、あなたも当時の私と同じように人前で緊張してしまうタイプであればこの持ち方をお勧めします。
マイクをアゴにつけて話しても前に座っている聞き手からはあなたのマイクと口の距離感は分かりませんから、不自然には見えません。
数分経って緊張感が取れてきたらからマイクをあごから離して話すようにしましょう。
以上、今日は「人前で緊張しないマイクの持ち方」のお話でした。
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