広告出稿の2つの鉄則
絶好調!累計講演依頼回数1,000本超えのビジネス心理学講師・酒井とし夫です。
今週末は都内で起業志望者にマンツーマンで起業指導を行います。
私は起業志望者には次のことを話します。
「広告の反応率は良くて0.1%程度と考えましょう。だからチラシやDMといった広告に10万円、20万円使っても問い合わせがゼロということはざらにあります」
すると参加者の方は「えっ!」とビックリします。
よほど特徴がある、知名度がある、時流に乗っている商品でない限り、広告の反応率は低いと考えてください。広告出稿の鉄則が2つあります。
広告出稿の2つの鉄則は下記です。
(1)小さく出稿
(2)効果測定
正直に言ってどの広告の反応が良いかは広告を出してみないと分かりません。
どんな広告媒体であれ最初の出稿は小さなスペース、小さな単位、小さな金額でテストすることが肝要です。
そのため(1)小さく出稿ということが大事です。
また、反応が良いのかを知るには「反応を計測できる仕組み」が必要です。たとえば朝日新聞の折込チラシに「このチラシをご持参くださった方は10%割引させて頂きます」と明記しておきます。
1000部折込を行い、3人がチラシを持参して来店した場合には反応率は0.3%だと計測できます。
読売新聞の折込チラシにも同様に「このチラシをご持参くださった方は10%割引させて頂きます」と明記しておきます。
読売新聞に1000部折込を行い、10人がチラシを持参して来店した場合には反応率は1%と計測できます。当然、今後の折込数を増やすなら読売新聞になります。
小さな起業や商売では限られた地域で、特定のターゲット層に対して、特化した商品を提供することが多くなります。
そのためTVやラジオといったマス媒体を使ったり、PVの多いポータルサイトに広告を出すことが必ずしも成果につながるわけではありません。
商品特性やターゲット属性を考慮し、身の回りにあるあらゆる媒体の可能性を考えて、広告出稿を行う場合には(1)小さく出稿し、(2)効果測定を行うことが大切です。
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米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫
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