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重点商品を決める10のポイント

マイクロビジネスで失敗しないための商品選定10個の注意点

絶好調!累計講演依頼回数1,000本超えのビジネス心理学講師・酒井とし夫です。

昨日は一般社団法人流山青年会議所様で講演会。

テーマは「カリスマとは?」。

カリスマ性を理解したうえでどのように振舞えば、周囲の人を上手くまとめ上げることができるのかについてお話をさせて頂きました。

ご参加を頂きました皆様、ありがとうございました。

→ 酒井とし夫講演会詳細

青年会議所の皆さんも経営者の方が多いのですが、小規模なマイクロビジネスを成功に導くには重点商品をはっきりと決めることが大切になります。

今日は重点商品を決める時の10のポイントを挙げます。

1.あなたの性格と合っていること

自分の性格と合わない商品を扱うと真剣さがなくなり、ストレスの原因となります。好きこそものの上手なれが商品選定の基本です。

2.あなたの過去の経験と関連があること

起業や経営に際してこれまでに経験のない業界に手を出す人がいますが、あなたより先行して、その業界で人生を掛けて何十年にもわたって仕事をしている人が既に大勢います。あなたのこれまでの経験を活かせる商品やサービスを扱いましょう。

3.強い競争相手がいないこと

経営資源の少ない弱者企業は強い競争相手と戦うと負けるのは目に見えています。強いライバル企業と競争せざるを得ないような商品、サービスは手掛けるべきではありません。

4.用途を明確にした商品やサービス

専用商品、特殊用途の商品、あるいは市場規模が小さな商品はマイクロアントレプレナー向きです。その理由は見込み客の特定が容易になるからです。

5.すでに強い商品

すでにお客様からの引き合いがあり、自社に強い商品がある場合にはその商品により力を入れます。弱い商品や競合に負けている商品は切り捨てます。

6.シンデレラ商品

特に広告もしていないし、営業もしていないのに、お客様から引き合いがある、人気がある、売れるといった商品やサービスをピーター・ドラッガーはシンデレラ商品と呼んでいますが、こういった商品も小規模事業者向きです。

7.大量生産がしにくい商品

大量生産品を扱うのは強者の戦略になります。小さな会社やお店は手作り品や少量生産品を扱うのが原則となります。

8.保存が難しい商品

生鮮品や取り扱いが面倒な商品は人の力による作業が必要になりますが、大手企業はこういった商品の取り扱いには参入したがりません。
そのため経営資源の小さな会社にも勝機があります。

9.世の中に必要であるが他の人があまり扱わない商品

ツライ、キツイ、泥臭い、長時間労働だけれども世の中には必要とされているものがあります。そういった商品やサービスにはいわゆる高学歴の人が手を出したがりません。これから小規模に起業しようとする人にとっては勝ちやすい商品と言えます。

10.あなたの資金力で対応できる商品

どんなにほれ込んだ商品やサービスであっても製造に大きな費用が必要になる、提供に大掛かりなシステムや工程が必要になるものは避けます。あなたが対応できる資金量を超える商品やサービスに手を出してはいけません。

小規模なマイクロビジネスを行う場合には、このような商品やサービスの選定に際しての注意点を理解しておくと軌道に乗りやすくなります。

→ 小規模ビジネスに必要な商品選定他8つの要因を学ぶ!

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米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫

■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。 ■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる!販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。(「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている) ■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。 ■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。

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