「戦うか」あるいは「逃げるか」
絶好調!累計講演依頼回数1,000本超えのビジネス心理学講師・酒井とし夫です。
今日は面接、プレゼン、会議、スピーチ・・・ここ一番の場面で緊張する人へのお話です。
人は脅威に遭遇すると命を守るために本能的に「戦うか」あるいは「逃げるか」のどちらかに反応します。
これを「闘争逃走本能」と言います。
面接、プレゼン、会議、スピーチでの脅威とは具体的には「拒絶されること」です。
人は拒絶されることを脅威と感じます。
そのため人は面接、プレゼン、会議、スピーチ・・・ここ一番の場面になると身体中をアドレナリンとコルチゾールが全身を駆け巡り、心臓がドキドキして、瞳孔が開き、のどが渇きます。
私は講師生活が長いのでそれが良く分かります。
講演5分前に数百人を前にして
「オレの話が受け入れられなかったらどうしよう?」
と心臓がドキドキすることが多々ありました。
会場から逃げたいと思ったことも一度や二度ではありません。
その反対に
「くっそ!お前たちよく聞けよ」
と戦闘的になることもあります。
結論から言うとどちらも上手く行きません。
「闘争逃走本能」は人類が命の危険にさらされていた時代の名残なので生命体としては正常な反応です。
しかし、今の日常生活や仕事の場では「闘争逃走本能」はあまり役に立ちません。
とはいえ
「面接、プレゼン、会議、スピーチの場で命までは取られない」
とは頭で分かっていても、身体は緊張します。
つまり、人は頭で分かっても本能をコントロールすることが難しいのです。
本能をコントロールするには心理学的に言えば顕在意識ではなく潜在意識に影響を与える必要があります。
その方法の1つは口にする言葉に注意をすること。
小著「人生が大きく変わる話し方100の法則」の190ページにも書きましたが、
「緊張してドキドキしてきた・・・」
ではなく
「ワクワクしてきた!」
と口にすることです。
その言葉を自分の口から発して、自分の耳で聞いて、自分の身体で感じることです。
これだけでも効果がありますが、もっと他にも身体ワークを通して、潜在意識に影響を与える方法もあります。
その方法は下記のセミナーであなたに直接指導します。
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