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300人の前で話すときに一番大事なこととは?

声の大きさや話す内容より大事なこと

絶好調!累計講演依頼回数1,000本超えのビジネス心理学講師・酒井とし夫です。

8日水曜日は新潟市の朱鷺メッセ国際会議場で今年第一発めの講演会でした。

主催は創業50年の川内自動車グループ様

県内に住んでいる方はTVCMの軽自動車の専門店「ケイバッカ」をご存じだと思いますが、こちらの経営母体が川内自動車様です。

会長、社長はじめグループ各社から約300名の社員の皆様にお集まりを頂き登壇させて頂きました。

壇上から会場を見渡しながら

「そう言えば10年以上前に同じ会議場で稲盛先生の講演を聞いていたなあ」

と思い出し感慨一入(かんがいひとしお)でありました。

お声がけを頂きました川内自動車の皆様に感謝申し上げます。

ところで朱鷺メッセ国際会議場程度の300~500人が収容できるホールでの講演で最も大切なことは何だと思いますか?

声の大きさ?・・・違います。

話の内容?・・・違います。

あなたも大きな会場でスピーチや商品発表、新年のあいさつをする機会があるかもしれません。

そんな時一番大事なことは・・・

大勢の前で話すときに大切なこと

朱鷺メッセ国際会議場程度の300~500人が収容できるホールでの講演で最も大切なことは「ノンバーバル」です。

つまり、言葉以外、話し方以外の要素。

具体的に言うとノンバーバルコミュニケーションではとても重要な要素は身振り手振りになります。

人は本来、動くものに注意と関心が向きます。

そのため大きな会場で演台の後ろで突っ立たまま話したり、マイクを持ったままあまり動かずに話しているとどんなに話の内容が良くても聞き手は飽きてきます。

たとえば次の例文を身振り手振りを交えて話してみてください。

特に色のついている文字部分を意識しながら身振り手振りで表現してみてください。

こんなに大きな魚が釣れたんです!』

ほんのちょっとしたミスで怒られました』

『その時に、パッと視界が開けたんです』

俺って天才じゃね』

もっと近くに寄ってください』

『えっ??何??・・・そんなのダメダメ!絶対にダメ』

『こちらの商品をぜひあなたにお勧めしたい』

『絶対にお前には負けない!』

『車が目の前を猛スピードで走りさりました』

私のことを信じてください』

おそらく両手を広げて『こんなに大きな』、指で小さな隙間を作って『ほんのちょっとした』、手でこちらに招くように『もっと近くに』、相手を指さして『お前には』、自分の胸に手を当てて『私のことを』というように自然に身振り手振りが出ているはずです。

そして、1人の相手に話すときは自然な身振り手振りでOKです。

しかし20-30人を相手に話すときは身振り手振りを1.5倍程度大げさにしてください。

もし、100人以上の場合には2倍以上の身振り手振りが必要です。

それくらいやらないと後ろにいる人には全然伝わりませんから。

大きなジェスチャーができるようになれば、小さなジェスチャーをすることはそれほど難しくはありません。

またカリスマ性や権威を高めたい場合は両手は胸より上の空間で動かします。

信頼性を高めたい場合には手は胸からおなかの高さの範囲で動かすようにするのが基本となります。

あなたも大勢の前で話すときにはノンバーバルを意識して話をしてみましょう。

あなたのスピーチの影響力が増します。

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投稿者プロフィール

米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫
■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。
■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる!販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。(「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている)
■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。
■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。

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米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫

■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。 ■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる!販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。(「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている) ■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。 ■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。

コメント

    • 井田喬之
    • 2020年 1月 17日 5:47pm

    いつも拝見しています、読んだ時、一瞬、アップルのジョブズが始めた様な印象がある、身振り手振り、歩き周り新製品の発表を思いました。最近は流行りでしょうか、トヨタの社長もやっていますね。

    ところで…、上の文章に、”会場で演題”、とありますが…、もしかして演台ですか?

      • 米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫
      • 2020年 1月 18日 3:03pm

      井田様、こんにちは!コメントをありがとうございます。ひーっ!また誤字がありましたネ。私は本当に校正が苦手なのです・・(泣)。広告代理店時代に旅行会社のパンフレットで代金46,000円を460,000円で印刷してしまい。大目玉をくらったことがあるのです。ご指摘を頂きありがとうございます。TEDに登壇するスピーカーも身振り手振りが大きいですね。外見の影響度合いは55%なので大いに利用しましょう。

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