「人は物理的な体験として世界を理解している。」
(マサチューセッツ工科大学・心理学者ジョッシュ・アカーマン)
つまり人は
「物理的な体験」を通して→「世界を理解」する、
ということ。
めっちゃ具体的に言うと
「紙質の薄い名刺で名刺交換をする(=物理的体験)」と
相手は
「あなたの人間としての薄さを理解する(=世界を理解)」
ということ。
実際に心理学で次のような実験がある。
被験者はインタビュアーとしてある人物に会って、インタビューしてもらう。
その時に被験者には軽いクリップボードが重いクリップボードかどちらから渡される。
すると、被験者は重いクリップボードを持ってインタビューした相手の人物の重要度の方を高く見積もったのである。
軽いクリップボードを持ったインタビュー相手は軽く見られたのである。
人は「物理的な体験」から「世界を理解」する、わけだ。
だから、ビジネスの交渉相手も
「物理的な体験」を通して、
「あなたを理解」する。
あなたの名刺、資料、営業ツールにはそれなりの重みがあるだろうか?
▼酒井とし夫新刊「心理マーケティング100の法則」
米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫
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