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人に好かれるカンタンな公式を知りたくないですか?

■人に好かれるカンタンな公式がある

私は誰とでも仲良くなれる自信があります。

家内にも
「あなたは誰とでもすぐに仲良くなるわね」
と言われます。

それは人に好かれる公式を利用しているからです。

その公式は次のとおり。

度+近接 +持続時間+強度=人の好感度

(参照:元FBI捜査官が教える心を支配する法 大和書房)

たとえば私が通っているスポーツクラブにも友だちがたくさんできましたが、それはこの公式を利用したからです。

まず、頻度。
私は1回の会話は短くても毎回声を掛けるよう心がけていました。

「こんにちは!」
「今日は良い天気ですね」
といった他愛もない会話を数秒でも行います。

相手と仲良くなるには何といってもまず回数なのです。あなたも毎日同じ電車に乗る同じ駅のホームでよく見かける人にはなんとなく親近感を抱きますよね。あれが頻度になります。

そのため仲良くなるきっかけとしては会話も不要なのです。顔を合わせるたびに微笑むとか会釈するだけでも回数を重ねることによって相手との間に親近感が生まれます。

次に近接。
何度か顔を合わせる回数が増えたら次に相手との距離を縮めます。

いつもより一歩だけけ相手に近づいて「こんにちは!」とか「今日は良い天気ですね」といった言葉を掛けるようにするのです。

心の距離は物理的距離に比例します。仲が良くなればなるほど相手との距離は縮まります。逆に言うと物理的距離を縮めると仲良くなりやすいということです。

私の場合、スポーツクラブで相手の人がルームランナーで走っている時には自分も隣のマシンで走ると距離が近づきます。このタイミングでかんたんな挨拶をするのです。

そして、持続時間。
接触の回数を重ねて、距離感を縮めたら次は会話の長さです。

ペーシングやミラーリング、バックトラッキングのスキルを使いながら少しずつ会話の時間を長くします。(これらについては別の記事で書こうと思います。)

トレーニングマシンの使い方等を質問をすると丁寧に教えてくれる人がいますが、そのような機会を利用して会話の時間を長めにすることを心がけます。ほぼ、この段階でかなり相手と親しくなります。

さらに最後に強度。
少し長い会話ができたなら、次には強度を考えます。

たとえばベンチプレスを行っている時に補助をしあったり、スタジオでダンス系の有酸素運動を行うときに振り付けや動作の順序をお互いに確認しあったり、ヨガのプログラムに一緒に参加している時に動作を確認しあったりしてコミュニケーションの強度を強めます。

■仲良くなるポイントは頻度と近接

私はプライベートでも仕事でも
「この人と仲良くしたい」
と思った相手にはこの「頻度+近接 +持続時間+強度」を必ず活用しています。

特にポイントとなるのは頻度です。

心理学の実験でも4回~5回程度、相手の顔を目にすると好意が生まれることが分かっています。

少ない会話でも、あるいは会話はなくても良いので相手の視界に入る回数を増やすことが重要です。

会話をしない場合にはむすっとした顔やしかめっ面はダメです。軽く微笑む程度でOKです。

「コミュニケーションが苦手です」
「なかなか相手と仲良くなれません」
「取引先の担当者と親密な関係を築くことができません」
と相談に来る方の大半は親しくなることに急ぎすぎています。

まずは「頻度+近接」から意識してみましょう。
この2つを繰り返すだけでも必ずあなたも好かれるようになります。

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米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫

■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。 ■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる!販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。(「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている) ■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。 ■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。

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