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弱小企業の勝ち方2つの鉄則

小さな会社やお店の戦い方とは?

絶好調!累計講演依頼回数1,000本超えのビジネス心理学講師・酒井とし夫です。

今までにランチェスター法則を何度も紹介してきましたネ。

その中で「武器の性能が変わらなければ、数が少ない軍が不利である」と説明したことがあります。

もしそうであれば数(=人員数、商品数、資金量、店舗数、店舗面積など数に換算できるもの)の少ない小さな会社やお店は常に数で勝る大手企業や強者企業に勝てないことになります。

しかし、数の上で不利な場合には【勝ち易きに勝つ】か、【局所優勢】を狙えばよいのです。

この2つについて下記で説明します。

一番簡単な考え方は自軍の数が3だとします。

この場合、相手の数が4や5だと負けます。

でも、数が1である相手と戦えば3対1で勝てます。

これが【勝ち易きに勝つ】という考え方。

具体的には自社の経営規模も実力も小さなうちは、勝ち易き地域、勝ち易き商品、勝ち易き客層に狙いを定める、ということ。

その戦いで勝利して自軍の数(=人員数、商品数、資金量、店舗数、店舗面積など数に換算できるもの)を確実に増やしていってから4や5の数の力を持つ大手企業や強者企業と競争することになります。

あるいは大手企業や強者企業が5の数の力を持っていたとします。

あなたは経営資源として3という数の力を持っているとします。

相手企業が5の力のうち4を「男性向け商品」に充てているとします。

そして、「女性向け商品」に1の力を投入しているとします。

3の数を持つあなたは「女性向け商品」という市場で勝負すれば1対3で勝つことになります。

このような戦い方を【局所優勢】と言います。

大手・強者企業といえども手薄な市場、あまり力を入れていない地域、真剣に取り組んでいない客層等はあります。

そこにあなたの経営資源を投入すれば限られた狭い範囲=局所で、優勢な立場に立つことができます。

数に変換できる資源が少ない小さな会社やお店は【勝ち易きに勝つ】か、【局所優勢】を狙いましょう。

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米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫

■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。 ■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる!販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。(「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている) ■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。 ■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。

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