今日は数年来の夢が叶ったというお話。

先週土曜日は大阪で全葬連近畿ブロック会様の講演会。
全葬連様、何度もお声がけを頂きありがとうございます。

その後、都内に移動して翌日はなんと数年来の夢が現実に・・。

「日本一の講演家は誰か？」
という問いに名実ともに他の追随を許さない存在が累計講演回数８千回を誇る田中真澄先生。

同じ道を歩む者としては
「いつかお会いしたい」
と何年も前から思っていました。

１１月３日土曜の午後その田中真澄先生と直接お会してお話を伺うことができました。

お会いしたのは全電通勤労会館の３階。

田中先生は今年８２歳。

肌つや、血色が良く、声も大きくて、なんといっても目チカラが凄い。

いろいろなお話を伺ったのですが強く印象に残った言葉の１つが次のこと。

【サブスクリプション】

サブスクリプションというと今は定額制のビジネスモデルのことを言いますが田中先生がおっしゃったのは雑誌の年間購読予約や受付予約という意味のこと。

具体的に言うと商品やサービスを販売するときに
「商品ができました。さあ買ってください」
ではなく、商品ができて予約を開始した時点ですでに満杯、満席、受付終了という状態であるような自らの存在を築くことの大切さです。

普通の人や会社やお店は商品やサービスを作って、そして販売、募集をするけれどなかなか売れない。

でも、良い顧客を多く持ち、多くの人から信頼を得ていれば、販売前の予約開始の時点ですでに完売になる、
そんな自分の在り方や顧客との関係性を築き上げる仕事との取り組み方、生き様の重要性を教えて頂きました。

実は今夏、長渕剛のアリーナツアーに参加した時に同じことを感じました。

田中真澄先生の講演会も長渕剛のライブも予約の時点でほぼ満席になります。田中先生も長渕もそのような自分、そのようなファンとの関係性を何年にもわたってコツコツと築き上げてきた、ということです。

もちろん、そこに至るプロセスは生半可なことではないでしょう。

提供する商品やサービスの質はもちろん、自身の在り方や生き方、自己節制、哲学、思想まですべてに高いレベルで日々、生き続け、仕事をし続け何年も何十年もかかってようやく到達することができるかできないかの場所。

しかし、究極的には仕事も人生も
「あの人だから」
と言われる、思われる、自分、自社、自店であらねば存続し続けるのは難しいのが世の中。

だから、商売をするなら日々、そこを目指さねばいけない。

まさに商道。

当たり前のことだけどいつも当たり前のことを忘れている。

物事を成し遂げる人と一緒の空間にいるとシンプルだけど本質的で大切なことに気づかされます。

土曜日は午後２時から田中先生の一般公開講演会としては最後の講演会でした。

会場は４００人の参加者で満席。
もちろん予約の時点でそうなっています。

８２歳になったときにそういう自分であるには今から何をすべきなのか・・・。

真に己に問いかけた１日でありました。

『今日を誠実に真剣に生きることが、未来への唯一の保障である。』
（ウィリアム・オスラー）

（左から歌川社長、田中先生、私）

お忙しい中、貴重なお時間を頂いた田中真澄先生、そしてご紹介を頂いた歌川多喜司社長に深く感謝いたします。

追伸

田中真澄先生の新刊です。
サブスクリプションな存在になるあなたは必読です。
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