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商売・経営は一騎打ち戦で勝つ

小さな会社やお店は一騎打ち戦で勝て!

絶好調!年間講演依頼100本超えのビジネス心理学講師・酒井とし夫です。

今日は夕方から第四銀行南新潟支店様で講演会。

今年3月の講演会に続いてのリピートのご依頼となります。
ありがとうございます。

今日は小さな会社やお店は一騎打ち戦で勝て!というお話です。

「競争条件が不利な場合には一騎打ち戦をしなさい」

と言われます。

一騎打ち戦とは一対一を原則とする戦い方です。

小さな会社やお店は常に一対一になるような仕事の仕方をする必要があります。

たとえば、先月、私は本を出版しましたが、もしあなたならどんな一対一になる販促活動を行いますか?

TV広告を出す?
ネットのポータルサイトに広告を出す?
新聞折込折込をする

はい、これは一騎打ち戦ではありません。
一対多になります。

もちろん、私にはそんな予算もありませんが(泣)。

TV広告を出しても、ポータルサイトに広告を出しても、新聞折込折込をしても、それは一対一ではなく一対多という関係になります。

こういう戦い方だと資本力のある相手には勝てないのです。

つまり、商売で言えば あなたや私がこのようなやり方を行っても大手には勝てないということです。

このような一対多の活動だと投入費用のわりに、きわめて効果が低い結果が生まれます。

だから、個人企業や小さな会社やお店では自分と相手が一対一の関係になるような販促活動をしないといけないのです。

私の一騎打ち戦の販促活動

たとえば私が本を出版した時に実際に行った一対一の活動には下記のようなものがありますが、この考え方はあなたの商売でも同じように応用できます。

私が本を出版した時に実際に行った一対一の活動には下記のようなものがあります。

・友人知人に本を送る。

私は本を出版するたびに数百冊を友人知人にプレゼントします。もちろん一人一人に手紙やハガキを書いて同梱します。

全員ではありませんが、本と手紙を読んでくれた方の中で周りの人たちに本を勧めてくださる方が現れます。

私と相手が一対一で対応するというやり方です。

・書店に挨拶する。

時々、SNSにも投稿していますが、私は出張時に書店に立ち寄ってビジネス本の担当者さんにご挨拶をします。

直接お会いして、本を陳列してくださっていることに対してお礼を伝えます。

一対一で対応するということです。
一騎打ち戦であり、直接戦でもあります。

書店を周ってご挨拶

・マスコミ各社に献本する。

県内の新聞、ラジオ、雑誌社に手紙を書いて、本を献本します。

雑誌社であればビジネス雑誌の編集長宛に送ります。

今までに何社も私の本を取り上げて紹介してくださいました。

一対一で対応するということです。
一騎打ち戦であり、狭域戦でもあります。

・メルマガであなたに紹介する。

メルマガとLINEは一対一でメッセージを送ることができるツールです。
そのため毎回本のタイトルと購入できるサイトのURLを掲載しています。

ネットツールを使って私とあなたが一対一で対応するということです。

・取引先にお願いする。

今まで講演や研修でお世話になった企業、団体の担当者に出版の案内と手紙と申し込み書を送ります。

同封している申し込み書で本をお求め頂いた方には一人一人にサインを書いて一対一で対応しています。

・レビューをお願いする。

上記で連絡した人の一人一人に「読んで率直な感想等ありましたらレビューもお書き頂けると幸いです」と個別にメッセージを送っています。

新刊「人生が大きく変わる話し方100の法則」にも多くのレビューを投稿頂いています。

講演会場で購入をお願いする。

講演の最後に参加者に方に1分程度ですが本の紹介をしています。
講演後にお一人お一人から本の注文を頂き、後日、一人一人にサインを書いて、本とハガキを書いてお届けします。

1冊1冊サインとハガキを書いてお届けします。

講演参加予約者一人一人に参加の御礼の葉書が届く

TV広告を出す、
ポータルサイトに広告を出す、
新聞折込折込をする、
といった販促はある意味でとても楽です。

でも、それは一対一ではなく一対多という関係になります。

手間がかかりません。
しかし、このやり方は一騎打ち戦、狭域戦、直接戦ではなく、確率戦、広域戦、間接戦であります。

それは強者企業のやり方です。

弱者企業はアナログ的に、泥臭く、狭い範囲で、相手に近づいて、接近して、一対一が基本戦略になります。

もし、あなたが商品の販促を行うのであればまずは下記が先決ということです。

・過去に名刺交換した人に連絡する
・友人知人一人一人に連絡をする
・取引先一社一社に連絡する
・SNSの友人に一人一人に連絡をする

これがランチェスター経営戦略の 弱者の戦い方の必勝法則になります。

弱者の経営戦略の基本は一対多ではなく、一対一です。

面倒だと思うでしょ。

でも、「日本一の講演家田中真澄先生の教え」で書いた80歳を超えても現役で日本全国で講演活動を行い、100冊近い書籍を書いている日本一の講師・田中真澄先生は、今でも講演参加予約者一人一人に参加の御礼の葉書が届きますよ。

田中真澄先生のお葉書

日本一だからそうできるのか?
それを続けてきたから日本一になったのか?

当然、後者ですよね。

小さな会社やお店、あるいは個人であっても経営の原則や弱者の戦略を理解していると商売と経営でやることが明確になり、迷いがなくなります。

PS.
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▼具体的な行動
小さな会社やお店は一騎打ち戦で勝て

→【 関連記事 】なぜあなたは商売・経営に迷うのか?

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米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫

■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。 ■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる!販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。(「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている) ■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。 ■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。

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