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ビジネスで苦手な相手を克服する法|講演会講師・酒井とし夫

■ビジネスで苦手な相手を克服する法

先日、私にしては珍しく
「うっ!ちょっとこの人は苦手かも・・・」
と感じる人と会いました。

 

そう思った瞬間にこんな考えがパッと頭に浮かんだ。
「この人の良いところはどこだろう?」

 

すると頭と心がフォーカスする先が相手の”苦手”な部分ではなく、
相手の”良い所”に向かい始めました。そして次のように感じました。

「この人は時間に正確な人だ。」
「家ではきっと良いパパな感じがする。」
「着ているものに清潔感がある。」
「メガネのレンズもキレイだ。」
「この体型ということは普段から運動をしてるはずだね。」
「笑うとかわいげがあるね。」

 

そして、結構いいところがあるなあ・・・と
思ったら案外苦手意識がなくなってきました。

 

■相手に対する好き嫌いは単なるクセにすぎない

このように質問を利用して自分自身の
意識がフォーカスする先を変更すると
苦手な相手の克服も容易になります。

 

人間の脳と心は最初に決めたことの正しさを証明するために
能力を使いだします。

つまり、最初に「この人は苦手なタイプだ」と決めてしまうと
それを証明するために脳が動き出すということです。

その結果、相手の人が何を言っても
「やっぱりこの人とは合わない」
と実際に認識するようになります。

 

結局、相手の問題ではなく
自分の見方、意識、フォーカス、フィルター、思い込みなのです。

別の言い方をすると
それは単なるクセにすぎません。

 

相手を変えることはできませんが、
自分の見方は変えることはできます。

 

「あっ!ちょっと苦手かも・・」
と思ったらすぐに自分に問えばいいのです。

「この人の良いところはどこだろう?」

 

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▼酒井とし夫新刊「心理マーケティング100の法則」

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米国NLP協会認定ビジネスコーチ 酒井とし夫

■累計講演回数が1,000回を超えるビジネス心理学講演会講師の第一人者。 ■書籍は「心理マーケティング100の法則」「売れる営業のルール」「小さくはじめる起業の教科書」「人生が大きく変わる話し方100の法則」「どん底からの大逆転」「売上が3倍上がる!販促のコツ48」「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」「広告宣伝心理術」他多数。(「心理マーケティング100の法則」は韓国、台湾、モンゴルでも翻訳出版されている) ■保有資格はランチェスター経営認定講師、米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター、米国NLP心理学協会認定プラクティショナー、米国NLP心理学協会認定コーチ、GCS認定コーチングコーチ、コミュニケーション心理学マスターなど多数。 ■講演実績はパナソニック、富士通、ファンケル、山崎製パン、ENEOS、NEC、三井住友海上火災保険、東芝ソリューション、シャープ、キャタピラージャパン、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、仙台銀行、第四銀行、新潟県庁、横浜市経済局、日本全国の商工会議所、商工会、連合会、YEG、JC、JCIをはじめとする企業、行政団体、金融機関等で多数。講演依頼も随時受付中。

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